お腹の脂肪の落とし方

お腹の脂肪は、付きやすく落としやすいという特徴を持っています。つまり、体のどこよりも早く付く分、努力をすればすぐに落とせるのです。
それでも、お腹の脂肪が落ちなくて悩んでいる方は多いでしょう。
最近は、内臓脂肪の蓄積によるメタボリックシンドロームが、成人病を引き起こすことも問題になっていますね。

 

お腹に脂肪が溜まる原因

お腹に脂肪が溜まる原因は、ただ単に食べ過ぎや運動不足ということだけではありません。
脂肪分や糖分の摂りすぎ、猫背、腹筋力の低下、夜中の食事、アルコールの摂りすぎなども、お腹の脂肪がつく原因になります。
他にも、加齢による代謝の低下、冷え性による脂肪燃焼効率の低下なども挙げられます。
つまり、お腹の脂肪の原因は、あらゆる生活習慣の中に潜んでいるということです。
逆に言うと、これらの生活習慣を改善すれば、お腹に脂肪がつくのを防ぐことが出来ます。

 

お腹の脂肪を落とす

しかし、いくら生活習慣を見直しても、付いてしまった脂肪を落とすのは至難の技です。
お腹の脂肪を落とすためには、やはりそれなりの努力が必要となります。
お腹の脂肪の落とし方は、ちょっと調べれば、たくさんの方法が見つかるでしょう。
その方法は、有酸素運動、食事制限、マッサージ、入浴、便秘解消、腹筋を鍛える、水泳、脂肪燃焼効果のあるサプリメントの服用などが挙げられます。

参照ページお腹周りの脂肪を落とすエクササイズ

 

自分に合った方法を実践する

これだけいろいろな方法があるのですから、ある意味お腹の脂肪を落とすのは簡単なのです。
それでも脂肪を落とせないのは、自分に合った方法を実践していないからでしょう。
お腹の脂肪を落とすには、これらの方法をすべて実践すればいいのです。
しかし、それは現実的ではありません。
それよりも、どれか一つでいいので、自分が続けられる方法を見つけることが大切なのです。
きちんと実践していけば、皮下脂肪は確実に落とせます。
ですから、色々な方法を短期間だけ試すのでは、思うような効果は得られません。
それよりも、長期間続けることが出来る方法を実践することが、効率よく脂肪を落とすためのポイントとなるのです。

参照ページ基礎代謝を効率よく上げる方法

内臓脂肪の落とし方

皮下脂肪は皮膚の下に付いている脂肪ですが、内臓脂肪は内臓の周りに付いてしまった脂肪です。そのため、体の表面には現れない、隠れ肥満として生活習慣病を引き起こす厄介な脂肪だと言えます。
皮下脂肪の場合、運動や食事制限、マッサージなど、どれか一つを実践していれば落とすことも可能です。そして内臓脂肪は、皮下脂肪よりも落としやすいと言われています。
しかしながら内臓脂肪は、食事制限はもちろん、運動もしながら落としていかなくてはならないのです。

 

内臓脂肪を落とすには

内臓脂肪がついてしまう原因は、皮下脂肪と同じく、食べ過ぎや運動不足です。
ただし、内臓の周りに蓄積しているので、皮下脂肪と同じ方法では落とせないのです。
内臓脂肪を落とすには、まずは摂取カロリーを減らして、脂肪の蓄積を防がなくてはいけません。
その上で、運動をして消費カロリーを増やし、蓄積した内臓脂肪を燃焼させていきます。

 

内臓脂肪と基礎代謝量

内臓脂肪を減らすのに一番効果的なのは、基礎代謝量をアップさせることです。
基礎代謝と言うのは、生きていくために消費される代謝量です。
極端に言うと、1日寝ているだけでもエネルギーは消費されています。
同じ生活をして同じものを食べていても、人間の体型が違うのは、基礎代謝量が違うからなのです。
この基礎代謝量をアップさせれば、最初にエネルギーとして消費される内臓脂肪を効率よく燃焼させることが出来ます。

 

基礎代謝量をアップする

基礎代謝量をアップするには、筋肉をつけることと、体を冷やさないことがポイントです。
筋肉が付いていると、同じ動きでも消費カロリーが多くなるので、自然に基礎代謝量がアップします。
また、体温が一度上がると、基礎代謝量はなんと13%もアップすると言われています。
ですから、低体温症や冷え性の方は、とにかく体を冷やさないようにしましょう。
ぬるめのお湯で半身浴をしたり、しょうがやトウガラシなど体を温めるスパイスを取り入れると、体温の上昇が期待出来ます。
運動や食事制限ももちろん効果がありますが、まずは筋力や体温をアップして、基礎代謝量を増やすのが効果的です。

 

 

参照ページ基礎代謝を効率よく上げる方法

脂肪のつきにくい食べ方

付いてしまったお腹の脂肪は、落とすことも大事ですが、さらに脂肪が付かないようにすることも大切です。
そのためには、運動をしたり、摂取カロリーを減らすのも効果的です。
でも、もっと簡単な方法として、脂肪のつきにくい食べ方をマスターするという方法があります。

 

脂肪のつきにくい食べ方は、まず野菜を最初に食べることです。
普通に食事をすると、血液中のブドウ糖が増えるので、血糖値が上昇します。
特に、油分や糖分の多い料理は、血糖値を急上昇させてしまいます。
すると、体内では血糖値の上昇を抑えるために、インスリンという物質が分泌されます。
このインスリンは、ブドウ糖をエネルギーとして消費させる働きをします。
その反面、余ったブドウ糖を脂肪にして体内に蓄積させてしまうのです。
つまり、血糖値を上昇させる食べ方は、脂肪をつける元になるということなのです。

 

しかし、食事の最初に野菜を食べると、野菜に含まれる食物繊維によって、ブドウ糖の吸収が抑制されます。
ですから、血糖値が急上昇することがないので、インスリンが大量に分泌されることはありません。
さらに、食物繊維は脂肪分などを巻き込んで排出させるので、そういった意味でも脂肪がつきにくくなります。

 

また、早食いも血糖値を上昇させる大きな原因になります。
昔から、ゆっくり噛んで食べるのは満腹感を得ることが出来るので、ダイエット効果があると言われています。
もちろんこれは間違いではないのですが、ゆっくり食べることで、血糖値の上昇を防ぐことも来ます。
もしも、料理の中に野菜が少ない場合には、とにかくゆっくり食べることを心がけるようにしましょう。
また、早食いを防止するには、究極までお腹を空かせないことも大事です。
それに、よく噛むと消化酵素がたくさん分泌されて、効率よく消化吸収が行われます。
消化吸収がスムーズに行われると、腸内環境も良くなり、便秘なども解消されます。
とにかく、脂肪をつきにくくするには、野菜を最初に食べたあと、ゆっくりとよく噛んで食べるという方法が効果的なのです。

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