有酸素運動と無酸素運動で脂肪を落とすには

運動には、有酸素運動と無酸素運動があります。
心拍数が上がって呼吸回数が多くなり、酸素をたくさん体内に取り入れるのが有酸素運動です。
一方、瞬発的に大きな力を必要として、呼吸をぐっと止めてしまうのが無酸素運動です。
どちらが脂肪燃焼に効果があるのかというと、酸素を取り込む有酸素運動になります。
脂肪を燃焼させるためには、多くの酸素が必要です。
酸素を充分に取り入れると、糖質や脂肪がエネルギーとなり、効率よく脂肪が燃焼されていきます。
有酸素運動で代表的なのは、ウォーキングや軽いジョギング、水泳やエアロビクスです。
どの運動でも、効率よく脂肪を燃焼させるには、息が上がらない程度の強度で行うのが効果的です。

 

無酸素運動は、運動量は大きいのですが、呼吸を止めてしまうために、酸素を取り入れることが出来ません。
ですから、脂肪燃焼に必要な酸素が足りなくなってしまいます。
しかし、無酸素運動では脂肪燃焼がまるっきり出来ないということではありません。

 

無酸素運動は、主に筋力トレーニングになります。
筋力トレーニングをすると、当然体には筋肉が付いていきます。
筋肉を動かすためには、普通よりも多くのエネルギーが必要になるので、消費カロリーが増えます。
つまり、毎日の何気ない動作でも、消費カロリーがアップし基礎代謝が上がるのです。

 

基礎代謝が上がれば、エネルギーを捻出するために体内に蓄積している脂肪が使われます。
これが、脂肪の燃焼に繋がるのです。
ただし、筋力トレーニングは疲労物質である乳酸がたくさん分泌されます。
乳酸が大量に分泌されると筋肉に疲れが溜まるので、回復させなくてはいけません。
ですから、筋力トレーニングは毎日行うのではなく、3日に1回ぐらいの割合で行いましょう。
逆に、有酸素運動はダイレクトに脂肪を燃焼しますし、無酸素運動よりは乳酸も分泌されません。
ですから、有酸素運動と無酸素運動で脂肪を落とすには、有酸素運動は毎日、無酸素運動は週に2回から3回行うのが効果的です。

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